ゆり根のお話。

ゆり根のお話。

9月の中旬から雨が続き「一雨一度」と秋の気候の移り変わりを表す言葉がある通り、徐々に涼しさを感じるようになりました。

 

今年は日本列島中記録的な猛暑に見舞われ、

北海道もそれに該当し人間はもちろん、野菜達も大きなダメージを受けました。

 

 

来年は過ごしやすいように・・と祈るこの頃です・・

 

さて、お話は変わりまして

秋と言えば旬な食材が沢山ありますよね!

 

 

じゃがいも、かぼちゃ、さつまいも、さといも、ごぼう、れんこん、しいたけ、しめじ、まいたけ、まつたけ、なめこ・・etc.

 

 

名前をあげていけばキリがありませんが、

今日スーパーで見かけたらちょっとテンションのあがる「ゆり根」について少しお話が出来ればと思います(^^♪

 

京料理として有名でもある「ゆり根」、京都の丹波でも収穫されますがほとんどは北海道産が主流です。

 

 

京都の丹波産が8月頃から収穫されるのに対し、

北海道産は10月頃からの収穫になりますが収穫してから2カ月ほど寝かせるとデンプンが糖に変わり甘味が増すので食卓に並ぶのはお正月頃が多いのかもしれません(゜o゜)WOW

 

 

ゆり根の歴史は長く日本では江戸時代から食されていた記録があり、

北海道で栽培が開始されたのは大正時代からで本州から持ち込まれたゆり根が北海道の気候と合い現在まで愛される食の一つとなりました。

 

 

 

日本では縁起物として親しまれているゆり根ですが、その栄養価は高くお隣中国では古来より漢方として広い地域で利用されてきました。

 

 

筋肉を作ったりする効果があるたんぱく質をはじめ、糖質、鉄やリン、カルシウムやカリウムも豊富で、ビタミンはE・B1・B2・B6・C等が多く含まれています。

 

 

効能としては、高血圧の予防・むくみ防止・滋養強壮に効果があるため、喘息を和らげる効果も期待できます(*ノωノ)ステキー!

 

 

ゆり根は球根の中でも「玉葱」や「にんにく」と同じ仲間に分類され、料理には優しい甘味を感じられる茶わん蒸しからチーズ焼き、梅肉和えや、混ぜご飯にまで幅広く活躍できるオールラウンダー。

 

 

上品な甘味とホクホク食感が楽しめるゆり根をぜひこの秋堪能してください(*´ω`)

 

それではまた次回の更新をお楽しみに。

 

 

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